おたる政寿司さんにはこれまで5回位行っていて、こちらの
ブログにも買いています。
これが前回行った時2021年
今回1年ぶりだったのですが、以前とは人が変わっていて、
日本人の板前さんが握りながらもう1人の日本人の板前さんが
色々な説明をしてくれるというスタイルでした。
日本酒を飲むこちらの器、小樽の有名な北一硝子なんですよ、と
教えてもらう。
本当に綺麗な器。最初からテンションが上がります。
北海道のじゃがいもを使った温かいスープ。
量も少しでちょうど良い。本当に美味しいものを少しずつ
いただけるのは嬉しい。
ニシンの握り。見た目も美しい。
羅臼ガレイの昆布締め。
お塩だけで昆布の味が染みているのを味わう。
天上ブリの炙り。ワサビだけで食べてみて
くださいと言われた。こうして一品ずつ美味しい食べ方を
教えてくれる。天上ブリという名前も初めて知った。
水蛸、焼いた吸盤。水蛸は柔らかく、吸盤は食感を楽しむ。
水蛸の大きさや漁師さんはこんな風にして食べるんですよ、など
お話もとても興味深い。ただ食べるのとは違って、こういう
説明があると楽しめる。
ニシンの南蛮漬け。
お刺身の間にこうして少し違うお料理が入ってくるのも
良いところ。そしてこの素敵なガラスの器は幸愛硝子という
これまた小樽の手作り硝子なのだそう。
ときしらずの握り。ときしらずの意味も教えてくれる。
深い味わい。
ボタンエビ
中の緑色の卵を見せてくれて
こんな風に綺麗に捌かれていくのも目の前で見れる。
ボタンエビの握り
こちらは卵や肝
ウニと卵で食べるイカそうめん。
生いくらのこどんぶり
真鯛の西京焼き
ここで日本酒を違うものに変えたら、次の器もめちゃくちゃ
素敵だった。
雲丹
大トロ
カニにエビやカニの味噌のソースを混ぜて食べる。
これも美味しかった。
デザート。
お客さんは9割がタイ人と外国人だそうで、
通訳さんを通してこの説明をしているのだそう。
器の美しさやお魚の種類や北海道の自然が目に浮かぶような
説明、お料理ごとにお塩やワサビ、ポン酢で食べる繊細な味。
あらためて日本食の可能性ってすごいと思った日でした。
内容は同じだったと思うのだけど、以前行ったのとは
全く違う感動がありました。
言葉で伝えるということもとても大切なのだなーと実感。